アメリカ賞2017 馬車レース最高峰の一戦の勝ち馬は!?

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日本における「競馬」とは、サラブレッドの背中の上に騎手が乗って行われるというのが一般的。

しかし、世界には「繋駕速歩競走」と呼ばれるもう一つの競馬があるのをご存知ですか?

そんな繋駕速歩競走の最高峰のレースが1月29日にフランスのヴァンセンヌ競馬場で行われるアメリカ賞。距離2700mを誇るG1レースです。

…と言われても、日本の競馬ファンの多くはあまり聞いたことがないレースなのは間違いないですし、そもそも繋駕速歩競走自体、よくわからないという方も多いでしょう。

というわけで、ここでは繋駕速歩競走、アメリカ賞についてを紹介しつつ今年の見どころをあわせてご紹介します。

繋駕速歩競走(けいがそくほきょうそう)とは、騎手が競走馬に跨るのではなく、騎手が競走馬の後ろにある繋駕車と呼ばれる車に乗って操縦するというタイプの競馬のこと。この競技では騎手はドライバーと呼ばれます。

ちなみに私たち日本人の多くがイメージする競馬は細かく分類すると「平地競走(へいちきょうそう)」と呼ばれています。

そんな繋駕速歩競走で走る馬たちは平地競走でおなじみのサラブレッドではなく、スタンダードサラブレッドと呼ばれる品種。サラブレッドと比べると脚が短く、胴が長い上、気性が穏やかなのが特徴です。

気性が穏やかなため、ドライバーの意図を反映させやすく、作戦や戦術が豊富にとれる繋駕速歩競走は見ごたえのあるレースになりやすいという特徴があります。

そのため、繋駕速歩競走は欧州やアメリカなどの世界各地で人気を集めています。

中でも最も繋駕速歩競走が人気なのがフランス。アメリカ賞は第一次世界大戦におけるアメリカ合衆国の参戦を感謝して1920年に制定されたレースで、フランスの繋駕速歩競走の中でも頂点のレースとして知られています。

そのアメリカ賞はフランスでは平地競走の最高峰のレース、凱旋門賞と並ぶほどの人気レース。毎年、開催日には3万人以上の観客が競馬場にやってくるほどです。

フランスの繋駕速歩競走の規模自体は平地競走と比べると小さいものですが、人気は平地競走以上と言えるかもしれません。

今年のアメリカ賞の出走馬の中で最も注目を集めているのがボールドイーグル(Bold Eagle)。昨年のアメリカ賞を制した現役屈指のスターホースで、このレースに向けて万全の態勢で連覇を狙います。

ちなみにアメリカ賞2連覇を達成した馬はこれまでに15頭、しかも3分の1にあたる5頭は3連覇を記録しています。ボールドイーグルが16頭目の偉業を達成し、さらに史上6頭目となるアメリカ賞3連覇もかかってきます。そのため今年のアメリカ賞はボールドイーグルに注目せざるを得ません。

そんなボールドイーグルに待ったをかける存在となっているのがプロピュルジョン(Propulsion)。戦前の情報によると調教での動きもよく、ボールドイーグルのアメリカ賞2連覇を阻む存在として機は熟したと言えるでしょう。

ボールドイーグルが危なげないレースで2連覇を達成するか、それともプロピュルジョンら伏兵が金星を挙げるか…今年のアメリカ賞に注目しましょう。

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