香港ゴールドカップ2017

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アジア圏では日本に次いで競馬の人気が高い香港。香港の競馬のレベル自体も近年、グングンと上昇中で、2016年には世界中の競馬で適応されている国際グレード、パート1国に認定されました。これはアジア圏では日本に次ぐ快挙となりました。

そんなパート1国として認定された香港競馬の2016/17シーズンに開催されるグレード1競走、香港ゴールドカップが2月26日に香港のシャティン競馬場、芝2000mの条件で行われます。

1979年から開催されている格式高いレースで、香港国内に所属する3歳以上の競走馬がエントリーできます。このレースは香港の競馬界において、最も権威ある香港トリプルクラウンシリーズ(香港三冠)レースの第2戦目に当たります。

香港トリプルクラウンシリーズが格式高いことはわかりますが、日本の競馬ファンにはいまいち馴染みがないこのタイトル。というわけで、香港トリプルクラウンシリーズについて説明します。

日本の競馬界において、三冠と言えば、皐月賞、ダービー、菊花賞の牡馬三冠と桜花賞、オークス、秋華賞の牝馬三冠、さらに天皇賞(秋)、ジャパンカップ、有馬記念の秋古馬三冠の3つが思い浮かぶでしょう。香港トリプルクラウンシリーズも日本の三冠レースとほぼ同様のものになります。

日本の三冠レースの中で香港トリプルクラウンシリーズに最も近いのは牡馬三冠。日本の場合は3歳馬しか出走できないレースばかりですが、香港トリプルクラウンシリーズの条件は3歳以上の馬。つまり、古馬でも出走できるのが大きな違いです。

香港トリプルクラウンシリーズは香港ゴールドカップのほかに、香港スチュワーデスカップ、香港チャンピオンズ&チャターカップがあり、これらの3レースを同一年に制覇することで香港トリプルクラウンシリーズ達成となります。1991/92シーズンから創設されたもので、過去にはリヴァーヴァードンという馬が94年に達成しています。

ちなみに香港トリプルクラウンシリーズは3つのレースをすべて勝つと香港三冠馬となり、ボーナスで500香港ドル(約4200万円)が与えられ、2つを制覇した場合は300香港ドル(約4200万円)がゲットできます。そのため、香港の競馬関係者にとっては熱が入るシリーズと言えます。

ちなみに過去の香港ゴールドカップの勝ち馬を振り返ると、99年のジャパンカップに出走し2着に激走したインディジェナスが98年~99年に連覇を飾り、さらに06年に安田記念を制したブリッシュラックも04年に勝っています。こうしてみると、日本の競馬ファンにもなじみ深いレースだということがわかりますね。

bet365のオッズ


そんな香港ゴールドカップの気になる出走馬ですが、今年は香港三冠の第一戦であるスチュワーズカップを制したヘレンパラゴンが出走しないため、混戦模様となっています。

しかし、確たる本命馬がいないということは、どの馬にもチャンスがあるということ。組み合わせ次第では馬券でも意外な高配当も期待できるため、一獲千金を狙うファンにはビッグチャンスと言えるでしょう。

まずbet365で1番人気に支持されているビューティーオンリー。昨年の香港マイルでロゴタイプ、サトノアラジン、ネオリアリズムなどの日本馬を軒並み撃破したのは日本の競馬ファンにも記憶に新しいところでしょう。
マイルまでの距離で6着以下に敗れたのは1度のみという堅実派で、香港ゴールドカップが行われる2000m以上の距離では勝ち星を挙げたことがないため、距離の克服が大きなカギを握りそうです。

続いて人気に推されているのが、昨年のクイーンエリザベス2世カップを制したウェルテル。この馬も日本のラブリーデイ、ヌーヴォレコルト、サトノクラウンを破った実績を持っています。


クイーンエリザベス2世カップを制した後は香港チャンピオンズ&チャターカップで3着に入ってから長期休養。約8ヵ月ぶりのレースとなった今年1月のスチュワーズカップ(6着)から復帰。休み明けを叩いて迎える2戦目だけに本来の走りが期待できます。

2頭から少し離れた人気になりますが、続いて人気を集めているのがベーシックトリロジーとブレイジングスピード。

ベーシックトリロジーは16/17シーズンに入ってからすでに9戦を消化。近走は勝ち星に恵まれていませんが、香港ゴールドカップが行われるシャティン競馬場での成績は優れていて、得意なコースとしています。

ビューティーオンリーと同じクルーズ厩舎所属のブレイジングスピードは2400mの香港チャンピオンズ&チャターカップを制しているようにスタミナが自慢。先行策から粘り込むタイプの馬なので、他の馬がけん制しあっているうちに逃げ切りを収めることも十分に考えられます。

前走のスチュワーデス・カップは距離不足から伸びきれずに9着に敗れましたが、距離が延びるこのレースではブレイジングスピードの巻き返しが期待できます。昨年の香港ゴールドカップでも1番人気に支持されていた馬なので、地力の高さは魅力と言えます。

15年、16年と連覇し、このレース3連覇をもくろむデザインズオンロームも出走していますが、近3走の成績が9着、8着、8着と低調なこともあり、現時点ではさほど人気がありません。しかし、昨年も前走8着から巻き返した実績を持つ馬だけに、大番狂わせがあるかもしれません。

どの馬が勝ってもおかしくない今年の香港ゴールドカップ。今からレースが待ち遠しいですね!

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